友達とルームシェアするなら| 絶対気をつけるべき3つのポイント

処世術

仲良い友達とルームシェア、一見楽しそうですよね。しかし自分たちで物件を借りて住む場合には様々なリスクが考えられます。海外でルームシェア経験があったので軽く考えていたのですが、日本では色々と障害だらけで結局半年で解散…… 泥沼を経験したわたしが、その痛い経験から学んだ「これはしておくべきだった」5つのことをご紹介します。

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① 契約者になってはいけない

東京だとして2人用の物件は、家賃7万~12万、3人用だと10~15万が相場。「仲が良いから、この人たちなら大丈夫」と思っていても人ってお金が絡むと変わったりします。通常3人で賃貸物件を借りる場合、契約者(代表)が不動産会社と契約をして、同居人(友人2人)も”居住します”という紙にサインをします。

それぞれに親が連帯保証人としてつくこともありますが、それは、「不動産屋にお金が入らなかった場合、そっちに取り立てますよ」という不動産屋(オーナー)を守るための契約。万が一友達が仕事を失ったり、機嫌を損ねて「もう帰りたくないから払いたくない」と理不尽なことを言って支払いを渋ると…. 『支払い義務』は契約者本人にかかってきます。

 

② 光熱費の支払い方法、割り方を決めて契約書にサイン

私が甘くみていたのはここです。最初は光熱費は3人割ろう、という話しだったですが1人が「私あんまり家にいないから日割りにしない?なんか損してる」と言い出したのです。でも正直こっちもずっと家にいるわけではないし、誰がいつどれだけ光熱費を使ったかなんて知る由もありません。

細かい計算書を作って、「こんなに私は損をしてる」と力説されたのですが、そもそも光熱費には”基本料金”というものが存在しているのでそんなに簡単に変えられては困るのです。これは譲歩の問題なのでぶつかると、底なし沼のような議論になります。なので、

  • 熱費は必ず 合計金額人数にする(滞在日数関係なし
  • 振込は毎月◯日までに、◯さんの口座に振り込む

など、簡単な誓約書を作ってサインしておくことをおすすめします。相当厄介ですが、「そんな話ししたこと覚えていない」と言われると、もう話しにならないので仲が壊れてしまうこともあります。

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③ ルームシェアの期限を必ず決めて、書き留めておく

これも失敗したことのひとつです。

1年以内に解約をしてしまうと違約金がかかるため、「1年は必ず他の2人に家賃を払う」としても口約束はめちゃくちゃ危険です。必ず「1年は住むこと、出て行く場合は発言者が違約金を負担すること」などちゃんと「紙に残してサインする」ことが必要となります。なぜかといえば、

  • そんなこと約束していない、と言われて出ていかれる場合がある
  • わたしが帰れないのは、あなたたちのせいだと理屈の通らないことを言う

こういうことが起こり得るからです。取り残された方はたまったものじゃありません。常識や、理屈で納得しない人もいます紙一枚で泥沼の口論が避けられることもあるので、基本部分は必ず紙か、録音、記録を残しておきましょう。

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お金を払わない同居者への対処法

不動産屋にお金が入っている限り、契約者が支払い義務を背負うことになります。しかし同居人が払ってくれない場合、万が一のときには対処法があります。

 

方法1 督促状を送る

督促状(とくそくじょう)とは、料金の未払いや借金の返済を催促するための手紙のことです。期限内に支払われるべき金額が支払われていない場合に送ることができます。これはまだ軽いもので、「何らかの理由で料金が支払われていないようなので、記した期間までに払ってくださいね」という”改めておくられる請求書”のような側面が強いです。しかし督促状をそのままにしておくと法的な手段にでるなど、送られる側にとってはリスクにもなり得るので受け取った方も軽視はできないものです。

 

方法2 それでもだめなら、催告書を

同じく未払金を催促する書類ではありますが、催告書のほうが「支払いがない場合は法的手段に」と書いてあり、厳しくなっています。催告書は「内容証明郵便」で送られてくるので、「だれが、だれ宛に、どのような内容でいつ出したのか」を郵便局が公的に証明してくれるのです。そのため受け取った本人は、「そんなの知らない」といっても、言い逃れはできません。無視した場合は、最終的には支払督促や訴訟を起こされるリスクがあります。

(参考:ルームメイトが家賃未払いのときの対処法:https://www.bengo4.com/c_1012/c_10/c_1767/c_1235/b_268250/

 

まとめ

というわけで友人とシェアハウスをするときに絶対におさえたい3つのこと

  • ① 契約者になるのは避けよう
  • ② 光熱費の支払い方法、割り方を決めて契約書にサイン
  • ③ ルームシェアの期限を必ず決めて、書き留めておく
  • 万が一同居人が支払いを拒否した場合は、公的に請求もできる(最後の手段)

でした。楽しいこともたくさんありましたが、お金の面でいやな思いもたくさんしました。知っていたら防げることもたくさんあったのに。

もしルームシェアをするなら、賃貸物件を借りるより、ルームシェア専任の業者を通すことをおすすめします。幽霊よりなにより怖いのはお金が絡んだときのひとですね。安寧のためにも、ぜひ争いがないよう前もって予防線をはっておきましょう

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