はっきり物を言う人の心理【モヤモヤしたときの対処法】

あえて傷つくことを言う人の心理巷の嫌な人を徹底分析

半年前にグサグサくることをたくさん言う人に出会いました。ものすごく傷つき「なんて酷いひとなんだ」とおもったのですが、でもある日わたしも友達から同じことを言われて、気付いたのです。「私が無神経だと思ったあの人は、私を傷つけようとおもって言っていたわけじゃなかった」のだと。この記事では読むとなんだかスッキリする、『はっきり言う人の心理と対処法』を解説していきます。

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痛い言葉の本質をパターン別で解説

はっきり物を言う人の心理【なぜあの人はズバズバ言うのか】

大枠でわけて、「グサッ」と胸に突き刺さる言葉には、3パターンあります。

  • 傷つけようとしてあえて吐かれた言葉
  • 事実を客観的に述べたもの
  • 自分に落ち度がある(または心当たりのある)指摘

どういうことか、ひとつひとつ解説していきます。

 

① 傷つけようと、あえて吐かれた言葉

はっきり物を言う人の心理【なぜあの人はズバズバ言うのか】

心当たりはないでしょうか。わざと、相手にわかるように、「わたしはあなたが嫌いなのよ」という感情を言葉の節々に出してくる人。ある人物だけ無視をする、など顕著に態度に出すひともいますね。

これは相手を傷つけるため、または、自分のプライドを保つためです。相手を見下したような態度や物言いは、自分のほう優位な気持ちになったような一時的な優越感をもたらすでしょう。厄介なのは本人がそれに気付いていないことが多いこと。

ポイント

しかしそんなことをしても、結果言葉を吐いた本人の評価が下がるだけ。根っこにある劣等感が消えない限り、これはその場しのぎにすぎないのです。対処法としては、いちいち真に受けず、「上手にストレス発散ができない人なのだ」と受け流すのが一番でしょう。(参考記事:あえて、人を傷つける人の心理と対処法)

 

② 事実を客観的に述べた言葉

はっきり物を言う人の心理【なぜあの人はズバズバ言うのか】

極端な例を出すと、「ハリウッドスターになりたい」に「そんなの無理だよ」と返すような、一見夢を否定するような会話です。もっと具体的に説明するために、自身の弟の例を出しましょうか。

弟は昔からのんびりしており、勉強にのめり込むといったこともありませんでした。。受験時は、志望校についても塾の先生から「ちょっとムリでは…」と辛辣な言葉をもらっていました。しかし「厳しいよ」という忠告を受け止め、しっかり勉強したのです。

あえて人を傷つける人の心理

その結果高校の入学試験で、「無理だ」と言われた高校に合格。そしてその高校で良い刺激をたくさん受け、また「正直厳しいですよ」と言われた東北大学の薬学部にも合格、ドクターをとって研究者になりました。

客観的な事実は、ときに大きな助けとなる

はっきり物を言う人の心理【なぜあの人はズバズバ言うのか】

「この高校へ、大学へ入りたい」と夢を描いているときに、「無理だよ、変えたら?」と言われるのは正直イラっとくるでしょう。でも、両親や予備校の先生が「厳しい、ここで落ちたら後がないよ、もう少し確実な道をいったら?」というひとつの冷静な見方でもあり、「本当にそこで大丈夫なのか」という確認も含む愛情でもあったわけです。

ポイント

弟の場合は、(複雑な思いはあれど)痛い指摘を受け入れて、「今の自分ではまだ足りないようだ、もっと勉強しよう」という選択をしました。ここでそれを「なんで自分の邪魔をするんだ、こんなに頑張っているのに」という怒りに変えてしまったらいまの結果はなかったかもしれません。その言葉が必要だと思ったら取り入れ、いらなかったら、「その指摘は取らない」という選択をすればいいだけなのです。

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③ 自分に落ち度がある(または心当たりのある)指摘

はっきり物を言う人の心理【なぜあの人はズバズバ言うのか】

会社や、友達関係で見られがちなケースですね。「言葉の使い方がなっていない」「社会人としてのマナーが足りない」「常識をもう少し勉強しなさい」などなど、イラっとするんですよね。でもここで大体グサっとくるのって、図星だからなのです。だって例えば自分が痩せていて何年も体重が変わらなかったとして、知り合いに「あなたすごい太っているねえ」といわれても、「いやいや、ちがうやん、ちゃんと見えてるかい」って冷静に対処できますから。

図星を突かれると、人間は余計にイライラする

はっきり物を言う人の心理【なぜあの人はズバズバ言うのか】

言われた指摘が、本当は心のどこかで感じていたものだと、「どきっ」としますよね。「そんなの違うもん、あんたに何がわかるのよ」と逆上してしまうのですね。

ポイント

つまり相手が言った言葉をどう捉えるか、嫌な奴とおもうのか、反省点だけ抽出して次に活かすのか。怖いと思って萎縮するかどうかは、自分次第なのですね。いちばんシンプルなのは、課題だけささっと取り出して、あとは忘れてしまうことだとおもいます。

 

はっきり言う人の心理、それに違和感を覚える人の心理

はっきり物を言う人の心理【なぜあの人はズバズバ言うのか】

この違いは生まれ持った性格や、育った環境近くに物事をはっきり言う人がいたか否かで変わってきます

  • はっきり言うことが良いと考える人もいれば、
  • オブラートに包むことが大切だと考える人もいる、

ただそれだけなのです。はっきり言うタイプの人にとっては、「じれったい」と感じる場面も数々あるでしょう。それでも関係が続いているのは、その人もいろんな所に目を閉じ、歩み寄っているから。何ごとにおいても良い悪いはなく、自分の主張だけを貫いていては、永遠に平行線です。大切なのは歩み寄れるか否か、言わないから成り立つ関係というのもこの世には多くあるのですね。

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まとめ

まとめ

というわけではっきり言う人の心理、3パターンをご紹介しました。なかには悪意のある言葉もありますけれど、他はその人自身の個性でもある。皆違うからこそ社会が上手に回っていることも、事実なのですね。

  • 「ぐさっときた、痛いな」といった言葉を受けたら、
  • その言葉なり指摘なりが、本当に自分に必要なのかを冷静に考え、
  • 必要ならば取り入れ、いらないならさっさと捨てる

それだけでだいぶ「他人の言葉に悩まされる」ことは減るのではないでしょうか家族でさえ本当の気持ちは聞くまでわからないのですから、余計に勘ぐってエネルギーを使うのは非常に勿体ないです。ぜひぜひ、柔軟に生きる力を身につけていきたら、生きやすくなるかもしれないですね。

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