社会には色々な人がいるものですが、理不尽な上司というのも案外多く見受けられます。ただ理不尽なことを押し付ける上司というのは、そもそも「相手のやること、成すこと全てが気に食わない」わけで、結局頑張っても、何しても、理不尽な言動は変わらないという現実があったりします。この記事では社会人生活で揉まれて学んだ、理不尽な上司の取り扱い方法をご紹介します。
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① 人格への指摘は聞き流し、必要な指摘だけ受け入れる
中には「社会人としてどうなの」「常識的にどうなの」という言葉を使い、たくみに自分の意見を押し付けてくる上司もいます。全ての意見が必要なもの、と思いがちですが、「社会人として…」という意見は、その人が数年〜数十年体験してきた事でしかなく、他の場所にいけば全く違う意見がでる事だってあります。
何かを言われたら、
- ただの感情(嫌がらせ)で、その上司がよく思わないためにでた指摘か
- その意見を取り入れたら、社会人としての価値があがる指摘か
その意見はどちらなのか、考えてみましょう。
どちらにも「ありがとうございます」と返し、前者は右から左にこそっと流し、後者は、負荷が掛からない範囲で指摘を受け取りましょう。
② 社内では相談はしても、上司の悪口は言わない
自分の悪口を言われて否定することは構いませんが、自分も上司の悪口を言うのはやめておきましょう。「悪口を言った」ことを逆手にとられ、更に理不尽な言動を取る原因を与えることにもなりかねません。
また悪口をいうことは、自分の信頼を落とすことでもあります。重要な仕事が回ってきた時に、グチグチいうひとと、さっぱり言わず仕事に集中してくれる子、根回しがない限り採用されるのは後者です。理不尽な言動に、同じものを返すと自分の価値を下げるだけなのでやめておきましょう。
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③ 信頼出来る上長に、現状と自分の認識を伝えておく
上司には2パターン、「政治的にのし上がった人」と「実力で上がってきた人」がいます。前者は、口のうまさや、根回しのうまさで昇進してきた人です。相談先として選ぶべきは後者、さらに例の上司の上位クラス、または同レベルの地位についている人です。もしなければ外部のコンプライアンス委員会でもいいでしょう。(実名は伏せられます)
ポイントは「過ぎた言動があり」「仕事に支障が出るほど、気持ちがまいっている」ことを伝えることです。第三者に状況を把握してもらうことで、心が少し楽になる筈です。また事実はどうあれ、そういった事態が起こっていることを認識してもらうことで、アンテナが貼られ、何か会った時に力担ってくれる可能性もあります。
④ 「…と言うと?」と聞いてみよう
人間「と言うと?」と言われると、必死でその先を考えようとする習性があります。ポイントは、威圧的ではなく、とぼけて、「本当にわからないフリをする」ことです。自ら言い直して貰うことで、自分の言葉を復唱させ、何を言っているのか理解させることができます。
- 「本当にお前はできないやつだよな〜」
- 「えっ?ほんとですか?と言うと…?」
- 「社会人としてなってないよね〜。日本語本当に下手だよね。」
- 「えっ?と言うと..?」
できない奴、社会人としてなっていない、というのはあまりに抽象的な表現です。地位のある人から言われると、こちら側も「そうかも」と思ってしまいがちですが、実は内容のない言葉だったりします。
嫌な人だと口癖になっている場合も。また、具体的なミスや指摘が見つけられないからこそ、自分のストレスをこういった抽象的な言葉で吐き出そうとする人もいるのです。あまりにも続くようなら、ぜひそう思った理由まで聞いてみるようにしましょう。
⑤ 一番の仕返しは、「仕事ができる人」になること
一番の反撃はこれですね、自分が仕事ができる人になること。その上司に直接張り合うより、
- 目の前の仕事を一生懸命やって、
- もし邪魔をされるようなら他の部署にも頼って
- 一目置かれる存在になることが、何よりの仕返しになります。
理不尽な言動で部下を苦しめている時間に、仕事をきっちりして、勉強もして、成果も出してしまえば、他の部署も上長も何も言えなくなっていきますからね。悪口を言って注目されるより、仕事で注目されたほうがよっぽど健全で、有益だったりするのです。
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まとめ
というわけで、理不尽上司の対処法5つをご紹介しました。
- ① 人格への指摘は聞きながし、仕事に必要な指摘だけを受け入れる
- ② 社内では、誰かに相談はしても、上司の悪口は言わない
- ③ 信頼出来る上長に、現状と自分の認識を報告しておく
- ④ 「…と言うと?」と聞いてみよう
- ⑤ 一番の仕返しは、仕事ができる人になること
しかし人に構う時間があるなんて暇ですよね….。その時間があるなら、仕事をしてほしいものです。また理不尽が悪化してパワハラじみてきた場合は、【働き方】パワハラを受けたらどうする?|覚えておいてほしい3つのことこちらの記事を参考にしてみてください。人の言葉には雑音にしかならないものも隠れていたりします。自分をしっかりと持ちマイナスの言葉を受け流すことで、心身ともに健やかな生活が遅れるようになるでしょう。
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