誰と付き合っても長続きしない、重いと言われて終わってしまう。愛されたいと頑張っているときって辛いですよね。この記事ではそんな「恋愛が長続きしない」「依存と好きの違いがわからない」と悩む方へ、上手に恋愛とつきあっていくために知りたい、3つのことをご紹介します。
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① 好きと依存の違いを知って、理想の関係を考えよう
好きだからこそノメり込んでしまう、相手のことばかり考えてしまうという経験は、誰もが一回はあるのではないでしょうか。でもずっとそれが続いて生活にも支障が出るのは、自分も相手も辛いですよね。それでは「好き」同士で長く付き合っている、結婚している夫婦とどこが違うのか、「依存状態」と、「理想の関係 (相互依存)」を図解してみました。
依存状態
依存というのはこの通り、自分の生活を犠牲にして人生の目的(矢印)を彼に向けること。
理想の相互依存(すき)
「健全な恋愛(付き合い)状態」とは、このようにお互いの「好きなもの/人生」を大切にしながら、お互いの間で「信頼関係」を紡いでいける状態のこと、です。
恋愛依存の末路
ちなみにどっちかが一方的に頼っている場合の将来図もつくってみました。
理想的な関係
お互いに「ひとり」でいられる勇気があるからこそ、いざという時に支えになれるのですね。
(参考記事:【好きと依存の違いとは】恋愛依存症の治し方をイラスト解説)
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② 恋愛感情はそもそも、冷めるものである
人類学者であるヘレン・フィッシャー博士は著書『愛はなぜ終わるのか』で、「多くの場合において、愛は3年程度で終わってしまう」と述べています。これにはきちんと根拠があり、「好き」という恋愛感情は、脳科学的にはドーパミンの分泌の結果得られるものなのです。そしてその持続期間はせいぜい3年程度だといわれています。
ムーニンに出てくるミィは「恋は冷める」に苦言を呈す
恋ね。冷めると冷える。冷めるって、心地いい温度よね。冷えるって、おしまいよね。
ーちびのミィ (画像引用元:https://moomin.fandom.com/wiki/Little_My)
ふいに物事の本質を見抜いた言葉をかませてくるムーミンの毒舌キャラ、ミィはこう述べています。たしかに気持ちが盛り上がっているときって、「ドキドキ」して楽しいのですが、それって一時的なものだからいいんですよね。冷静に考えると、一日中ドキドキ、ハラハラした日々がずっと続くって疲れそう…。冷めるのではなく、程よいところで「落ち着くもの」に変わっていく、それを楽しめるのが大人なのかもしれません。
③ 幸せを怖がらずに!
恋が冷めたら終わりかって、そんなことはないんです。恋ってたとえるなら、「愛の種」をもらったようなもの。どんな綺麗な花の種を手にしても、お手入れをサボったら、花は咲かないし、そうなると、何もないのと一緒なんですよね。ひとつひとつ、相手が好きなものとか、苦手なものとかを知りながら、丁寧にわかり合おうとしていていく。
恋人といえど、人間同士ですから「あれはいや、これはいや」お互いの意見がぶつかることもあるでしょう。でも2人でちゃんと言葉にして、育てていく、快適な道をふたりで作り上げていく。
長く続かない恋愛はここをどれもすっ飛ばしておりました….。花の種と同じ、きちんと栄養も綺麗な水も上げて、雑草を抜いたり手入れもして、育てていくことが必要なのです。どんな綺麗な花の種を手にしても、お手入れをサボったら、花は咲かないですからね。
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あとがきにかえて
というわけで、恋愛が長続きしないときに考えたい3つのこと、
- あなたの恋愛、「依存」になってない?
- ドキドキ感情は無くなっても平気、心地よくなっていくのが正常
- 恋は2人で育てていくもの (心地よい道を2人でつくっていくもの)
でした。
パワーバランスというものがあって、人間には自分にとって、「過剰な良いこと」はないそうです。なので何か嬉しいことがあったら、怖がったり力んだりせず、両手でそっと受け取って、噛み締めて生きていけたらいいのではないでしょうか。どんな綺麗な花の種でも、お手入れをサボったら、花は咲かないし、そうなると、何もないのと一緒ですからね。
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