週5で働き遅くまで残業、家ではほぼお風呂にはいって眠るだけ。帰ったと思ったらまた会社。土日はゆっくりしたいけど雑用に掃除に余裕がない、そういった社会人は多いのではないのでしょうか。「余裕がある人」になりたいけど、目の前のことで精一杯。そんな方へ、余裕がある人になるための簡単ステップをご紹介します。
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①仕事に追われない秘訣は、能動的にうごくこと
「先回り」をすることで余裕が生まれる
まず簡単にできることとしては、「きた仕事をこなす」のではなく、自分から能動的に仕事を追いかけていくこと。具体的に、貿易事務の仕事でたとえてみましょう。
状況
仕事に追われるひとは、
余裕があるひとは、
|
どういうことか、次のパラグラフでみていきましょう。
今日出来ることは今日やる精神で、自分が楽に
事前にできることはさっさと済ませておくのが余裕のある人です。なぜならそのほうが、自分が楽だから。明日できることは明日やって最終的に帳尻があえばいい、という主張もあると思いますが、もし3つの中の1工場でもトラブルになったら、または緊急の案件が飛び込んできたら大惨事です。
また1日で3工場分の書類を仕上げるより、少しでも分散したほうが余裕ができるのです。「今日中に仕上げなきゃ」と時間に追われることもなくなるので、落ち着いてひとつずつ対処することができます。
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② あえて予定を、ガツっと減らしてみる
あれもしたい、これもしたい、動きっぱなしは厳禁
特に若い頃はなんだか時間が空くのはもったいない気がして、「あれもしたい」「これもしたい」と、予定を詰めて、ときには飲み会をはしごしたりすることもあるかもしれません。一時的にパワーを集中させることが必要なときはありますが、ずっとバタバタしているのは心身ともに悪影響、そのうちどこかにしわ寄せがくるものです。
予定が詰まっていると、「次の予定に間に合うか」「あれもしなきゃこれもしなきゃ」と脳が休まる暇もないのです。その結果忘れ物をしたり、信号を待てなかったり、前をゆっくり歩く人、混んでいる電車、心を使わなくていいことにもイライラするようになります。
「余裕」がでてくれば、イライラは自然とおさまる
出勤時間に余裕を持って家を出発していれば、ちょっとの電車の遅れは気にならないもの。急いでいると「駅に向かうこと」と、「あれやって、そしたらこれやって」しか考えられませんが、余裕があると近くの緑、空、景色をみたり、風を感じてみたり、「ここにいて、生きていること」を感じられるのです。人間は考えている間は五感がとじるそうなので、脳を解放してあげることで身体の感覚が戻ってくるのですね。居酒屋で誰かに愚痴るよりずっと健康的なストレス解消法です。
③「断る勇気」と、「サボる勇気」を持つ
人間関係を断捨離、気乗りしないものにはいかない
- 愚痴ばかりの井戸端会議
- いい男がいないと延々と言い続ける女子会
- 会うと自分のパワーが吸い取られるようなひととのランチ
ランチも、会社の付き合いもいっしょです。わたしたち人間の時間は限られています、たとえばお昼休憩が毎日1時間あるとして、積み重ねて1ヶ月たてば約20時間、1年経てば240時間(10日) 。この240時間を「自分のエネルギーを消耗させる」のに使うのか、それとも自分のエネルギーとなるための時間にするのか。自分の自由で、前者と後者の1年後は確実に違ってくるはずです。
① に書いた仕事の仕方と同じで、人とのスケジュールに縛られるのもまた「時間に追われている」ことになります。余裕を作りたいのならスケジュールも能動的に作っていけばいいのです。
断捨離することで、本当に大切なものが見えてくる
いままでエネルギー不足でできなかったこと、本当は興味があったけど他に気を使って話せなかったひと。自分のスケジュールや仕事に余裕が出てくると、時間を自分の好きなように使えるようになってきます。それはひととの関わりだけに限りません。図書館にいったり、木陰のベンチで、ぼーっと過ごしたり、家を綺麗に掃除したり。
最初は予定の少なさに不安を覚えることもあるかもしれませんが、「ああしなきゃ、こうしなきゃ」「あのひとに返事しなきゃ」と予定にがんじがらめになっていた生活がかわり、段々と「あの人に会いたいな」「これをしてみたいな」と能動的に動けるようになっていくのです。
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まとめ
というわけで、「余裕のある人」になるための簡単3ステップは、
- 仕事に追われない秘訣は、「先回り」
- あえて予定を、ガツっと減らして、エネルギー消費を防ぐ
- 「断る勇気」と、「サボる勇気」を持って、時間を本当に必要なものに使う
でした。
予定に縛られている状態というのは、両手に手荷物をいっぱい持って、下ろさずに次の買い物に出かけるような状態です。背中に背負って、前にも持って、そんな状態で毎日を過ごしていたら、身体を壊すのも無理はないですね。
余計なことを考えなくてよくなると、仕事でも頭がクリアになり、いままでどん詰まりだった仕事がスムーズに流れ始めることもよくあること。ぜひ自分の心身を一番に、「余裕のある生活」を真似してみることからはじめてみてはいかがでしょうか。
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