【うつ病日記⑤】精神大暴落、良くなる気が全くしないというお話

うつ病日記

うつ病日記シリーズ5作目にはいりました。

昨日とうって変わって、今日は本当につらいですね。

昨日はまだマシだった気がするのになんで〜

よくなったと思ったら後戻りの毎日よ

3歩進んで2歩さがるどころか、1歩進んで2歩下がるみたいな感じでしょうか。

気持ち的には、毎日後退しているようなイメージです。いつもは精神状態が落ち着いている時にかいているので、今日はあえてつらい時にどんな気分なのか綴っていきたいとおもいます。

スポンサーリンク

治る気がしない「絶望感」

うつ病のつらいとこってここだと思うんですよね。

とにかく「治る気がしない」んです。辛い気持ちで心がいっぱいになるというか、本当に心身のエネルギーが切れかかっているんですよね。心の問題なので周りにわかってもらえないのが何より辛いのですが、たぶん身体的に表現すると熱でいうと40度くらいがずっと出てる感じですかね。

身体だとみてわかるので、動かず休養できちゃうんですがね。心だと自分でもわからないので、もういいかな〜とおもってうごいてしまうのです。そんでもって、「やっぱりダメだ、できない」「自分なにもできない」みたいにさらに落ち込むみたいなことの連続な気がします。

普通に生きているだけで辛い

心がね、こんな感じで悲鳴をあげているわけです。でも人前に出るときにこんな突っ伏して涙流しているわけにいきませんからね、犬の散歩でも買い物でもちょっと知り合いにあうにしても、「普通」を演じるわけです。

でもこれって自分が乖離していくようで、すっごい違和感なんですよね。しかも生きているといろんな人がいるじゃないですか、ただ歩いているだけなのにクラクション鳴らされたり、そういうちょっとしたどうでもいいことで落ち込んでしまうのも病気の症状なんですかね。(つらたん)

スポンサーリンク

気持ちでなんとかなる問題ではない

治るように頑張らなきゃ、考え方が悪いのかもしれない。そこを治せば気持ちだって楽になるのかもしれない、そう思ってカウンセリングも受けているのですが、そうでもないようです。

先生はカウンセラー歴25年くらいのベテランさんですが、

もちろん思考の癖は、誰にでもあると思う

でも例えば、熱が42度出ている状態で、他の検査をするって無謀よね

エネルギーが足りてないし、身体が悲鳴をあげているわけだから。

余計辛い思いをすることになるかもしれない

 

だから、まずは熱を下げることが大切なんじゃないかしらね

 

 

こういわれて、本当にそうだなっておもいました。

もうここまできちゃうとね、気持ちの問題とかじゃないんですよね。

心療内科の先生にもいわれたけど「がんばろう」とおもって治る、根性論でなんとかなるものなら病気になってないんですよ。なので、今必要なのは分析よりも「脳の疲労」「心身のつかれ」をとることみたいです。(いわれないとわからんことだな〜)

よくなっているの?

確かに治療する前よりは、よくなっているような気もしないでもない。

でも、それはきっと5mgの安定剤を1日3回服用して、殆ど寝ているからだとおもう。(悪夢みるけどね) 今日はちょっとマシかなと思っていても、

大丈夫?顔がすごく辛そうだよ

って言われることもしょっ中ある。

え、そう?変わらないよ 

って感じなんですけどね。

感情があんまりでてこなくて、能面みたいになっているんだろうなあ、とは思います。これ「いつまで続くんだろう」と思うと途方にくれるから、もうそれすら考えないようにしている。もうとにかく、最低限の生活をして日々を凌いでいる感じだ。

とにかく避けたい外部刺激

死にたいと思うことは減ってきたかな、でも愛してくれている両親や、旦那のことを思うとそれはできないなって冷静に思い留まれている 。ただそれでも、キツい外部刺激 (暴言とか) があったら、瞬発的に何かあるかもしれないから、あまり人とは関わらないようにしてる。

 

でもあの「どどど田舎」には病院がなかったからね。もう少し早く診てもらう手をとっておけば、ここまで酷くはならなかったのかもしれないとは思います。やばいとおもったら、ぜひ心療内科にいってくださいね。(初診はとにかく予約が取れないので早めにいってくださいね)

スポンサーリンク

まとめ

よくなっている気はせず、「つらい」感情にまだまだ身体を乗っ取られている状態なのでした。治療をはじめて3週間目になるかな、それでも薄皮1枚ずつでも、ちょっとずつでも「気持ちが楽」になるといいなあ (といいつつ、本当によくなる気がしないのが怖いとこなんだけど)

そういえば、昔少女漫画のりぼんで連載されていた「こどものおもちゃ」ってご存知でしょうか、今の子は知らないのかな。あの中で、主人公の明るかった紗南があることをキッカケに鬱になってしまうんですね。

表情を失ってしまいそれを母は「人形病」と名付けて、周りの支えがあって回復していくのが9〜10巻なのですが、これ実にうまく描かれているんですよね。周りの困惑だったり本人の無自覚さだったり、疲れやすさだったり壊れやすい心に、無理させないことの大切さだったり。

これを小学生にもわかりやすく描いた小花美穂先生は、本当にすごいお方。

今読んでも何回読んでも胸にぐっとくるものがあるんですよね。こういうね、名書がたくさんあるからね、それをこれからもたくさん読みたいから生きなければなりませんね。頑張ろうとするとつらいから、ゆっくりね、周りに甘えさせてもらって今は休養していこうとおもいます。(なんかここに色々吐き出したらちょっとすっきりしたな)

うつ病日記シリーズは続けていこうと思います。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました