【うつ病日記⑥】寝てばかりの毎日、エネルギー不足でやりたいことはできず

うつ病日記

治療がはじまって1ヶ月が経とうとしています。薬 (SSRIと安定剤)が効いてきたのか「死にたい」と思うことも減り、だいぶ気持ち的には楽になってきた気がします。

でも、焦ってしまっているのでしょうか。ちょっと「つらい」気持ちが減ったために、

じゃあ、仕事できるじゃんっ

このままじゃ、何もしない時間が過ぎてくわ

そんなのいやだー (せっかち)

と、なんだか、空回りになっている気もします。まあ、オチもなにもないのですが、1ヶ月ほどたった経過を (いつかのためにも) 記しておこうとおもいます。

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現在の状態

治療をはじめて1ヶ月ほど、現在の状態はというと、

  • 薬が効いているのか、とにかく寝てばかり
  • 1日8時間くらいしか起きてられない

 (意識失ったようなレベルで眠り込む)

  • だからか、余計なことは考えなくなった
  • そのおかげか、気持ちはちょっと楽になってきた
  • でも逆にやりたいこともでてきた
  • でもやろうとしても身体がとにかくついていけない

といった感じでしょうか。何か始めるけど、何をやるにも元気だったときの5倍くらいのエネルギーが必要で、ものすごく疲れてまた眠り…. を繰り返しています

辛い時間が少なくなって?

辛い時間が少なくなってきた分、あれもこれもーってできなかったことやりたくなるんですよね。でもできなくて、ずどーんってなって、みたいな感じでしょうか。

家にいると諸々仕事に手をつけてしまったり、犬の服を作ってしまったり (いや、これは気晴らしだからいいのか) せかせかしてしまうのですよ。

(暇なので5日くらいでできた、でもなんかおおきい…. )

うつ病は脳の機能がなんとかで、心身ともにエネルギーが足りてない状態らしいので、まさにそんな感じだなあ、と実感しています。(なんとかの部分は自分もよくわかってない)

最近瞑想を取り入れたり、薬の力でぼーっとしているので、わりと未来や過去について煩うことが減ったんですよね。そのせいか、未来に絶望して「死にたい」と思うことが本当に減りました

死にたいと思うことが減った

多分これは、ほとんど寝ているからですね。

あと、うちは (本当にありがたいことに) ほんわか家族なので、旦那も父母も本当にゆっくり見守ってくれているからかもしれません。外部刺激も自分で避けられるようになってきたので、無神経な人に何かを言われて、がーんっってなることも最近はないからでしょうか。

こうなることを避けられているのもあるかも。逆にあったらどうなっちゃうのか本当に怖いですね、 そのときは病院に駆け込んで、もう入院 (2泊3日らしい) コースになるとおもいます。

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うつ病になったら、避けたい人

今は本当に信頼できる人としか関わっていないのですが、いくつか、自分の心を防衛するために「避けなければならない人」がいることもわかってきました。

例えばこんなか感じでしょうか、

  • 言葉遣いが汚い人(あいつバカとか、しねとか平気でいう)
  • 無神経に言葉を発する人 (相手の立場を考えずに物をいう)
  • 根性論で解決しようとする人 (努力が足りないとか)

あと、心配心からか、おせっかいなのか、自分が上位にたちたいのか、気持ちに土足で立ち入ってくるような人も注意しないといけないようです。あと、

  • 同じうつ病の人 (またはADHDで病んでるとかも含む)

も気をつけたほうが良いようです。良い悪いではなくて、この場合は、会話が予測不可能な自体に発展してしまうことが多いからですね。

うつ病の人に言ってはいけない言葉

私がいうのもおこがましいですが、こらへんの言葉は地雷だったりします。

  • 大丈夫、よくなるから (なにがわかるのよ)
  • なんかよくなってない? (なっているように見せてるだけ)
  • 僕もそういうことあるよ (いやいや、この辛さはわかってないよ)

もちろん、旦那がこれらを気遣って言ってくれていることはわかっているのですが、今の私には、「辛い辛いってたのに、気づいてくれなかったじゃないか」とい怒りが再燃するようです。

そもそも私はどどど田舎生活が本当にあわず、近くに受け入れてくれる病院もなく、ひどくなっての今なので、「今さらなにを…..」と思うのかもしれませんね。むしろ起き上がれないほどだったのに、よくその状態で何ヶ月も….. (怒) といっても、私も病気だとわかるまではわからなかったので、他人にはもっとわからないですよね。

焦りは消えず

といっても、旦那はうつ病の本も読み、いまはだいぶ接し方が変わり、一緒にいても心がつらさでいっぱいになることはなくなってきました。(最初は「でも僕は田舎で大丈夫だったし….」のような、トンチンカンな会話になるので、もう一緒にいることすら苦痛で苦痛で仕方なかった)

多分「気持ちの問題」で、「病気」と認識するまでに時間がかかったのだと思います。

旦那は「焦らず治療すれば治る病気だから、ゆっくり先生に診てもらっていこう」といってくれているのですが、元々せっかちな私はちょっと気分がマシになると動いてしまう…そして、なんでこんなに簡単なこともできないのかとびっくりする毎日…. (せっかち)

なので、カウンセリングを定期的に受けるようにしています。家族じゃなくて、専門家 (で他人)にいってもらうと、「そっかぁ」とすんなり受け入れられることが多いようです。

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まとめ

ツレうつに書いてあったのですが、うつ病になると、

  • コミュニケーションがうまくとれなくなったり、
  • 感情のコントロールが (エネルギー不足で)できず、
  • 子供っぽくなったり、 小さなことで怒ったり泣いたり

みたいなことがやっぱり増えるようです。

これをみて、私は逆になんだかすごく安心したんですよね。本当に自分が自分ではないみたいだったから。感じることも、思うことも、行動にうつすことも、まるで以前の自分とは変わってしまったようで、本当におかしくなってしまったのか、性格が変わってしまったのかと悩んでたのです。

でも病気という憑き物がそうさせているのだとおもうと、その憑き物がどっかにいけば、もしかしたらまた以前のように笑えるかもしれない。そういう意味で、あのエッセイ本は本当に私の支えになっています。

この徒然ブログも何になるかわからないですが、いつか辛い時に誰かが見て、「自分だけではなかったのだ」とちょっとほっとするような、安心できるような存在になれば嬉しいなとおもいます。(むしろ誰の目にも届かないかもしれないですが )

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