うつ病日記、4シリーズ目です。
いや、ここで「ちょっとでも回復してきまして….」といえたらいいのですが、神様はそう簡単にことを運ばせてはくれないようです。もうですね、こんな感じで生気のない生活を送っています。(マジで言葉を発するまで、家族に気づかれないこともあるくらい)
精神科 (心療内科と一緒になっている)に通っているのですが、今回「入院」という選択肢も提示されたので、そこらへんもあわせて最近の状態を書き残しておきたいとおもいます。

今日はまだ体調がいいみたいだよ〜
気温が少しあがったからかあ
消えない希死念慮
うつ病になると、「死にたい」という気持ちがあがってくるんですよね。
死にたい、というかね、もう「ずっとつらい」のでいっそのこと楽になりたいんですよ。これね、節意義なもので、いまわたし文書をかけているのでだいぶ調子が良いのです。(物書きが仕事なので、これをやっていると調子がよいっていうのもあるけど)
死にたいというか、楽になりたい
でもこうなった原因 (ど田舎でのつらい孤独生活)を思い出すと、もう本当に悲しくて切なくて心が痛すぎて無意識に泣けてくるんですよね。旦那は、

えええ、そんなに無理してたの。
僕全然気づかなくて、ほんとにごめんね。
もう戻らなくていいんだからね。
いまは実家でゆっくり休んで
といってくれるですが、旦那の仕事場が変わるわけではないのでね。引っ越すにしても旦那に負担かけるな〜とか色々思うともうどうしていいかわからず、こうなるのです。
(再びいらすとや)
一回こうなると奈落の底に落ちたようなもんで、なかなか現実には戻って来れません。ただ、

つらい、死にたい
なぜかもう、それしか考えられなくなっちゃうんですね。
死にたい気持ちにも波がある
ただ、死にたい気持ちで1日突っ伏していたとしても、翌日は冷静に戻ることもあります。

やばやば、やばい、怖い怖い。
あのとき死んでたら、今日スタバの新作飲めなかったわ
こうやって、めちゃくちゃ怖くなったりするんです。
なんか、なにかが乗り移ってるんじゃないかってくらい冷静な考えができない、「つらい」っていうおばけに支配されるイメージですかね。
自殺って結構突発的なものも多いらしいので、本当に万が一を考えて、お酒だけは飲まないようにしています。(実際、お酒はうつ病によくないらしいので注意が必要みたい)
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心療内科の診断

どうですか?その後の調子はどんな感じ?

死にたくて仕方がなくなる時が続いてます
でも(薬のおかげで)眠れるようにはなりました

眠れているのは、良いことですね。
過敏になっていた神経が休まっている証拠ですよ。
あまりにも死にたい衝動が強いなら、入院もひとつの手ですよ
入院ときいて私はびっくりしました、精神科 (も兼ねてる)ところなので、手足を縛り付けられるようなイメージがあったからです。でも実際は違うようで、2泊3日くらいで入院してゆっくり療養するようなものらしいです (と聞いた)。
イメージと違った入院療養
通院だとできないけど、先生が薬の量を都度、調整できるのもメリットらしい。
でも私の家は幸いほんわかだし、外部刺激もほぼないので (いまの実家田舎だし)、本当に希死念慮がつらすぎてどうしようもなくなったら病院に駆け込むことにしました。ちなみに今通っているのは、総合病院の精神科 (心療内科を兼ねてる)です。
3年前くらいにパニック障害で通っていた心療内科 (クリニック)とはちがって、入院施設もあり、精神科の先生が何人かついていてくれるのは強いなあとしみじみ思いました。

うん、じゃあおうちで療養してね。
どう自殺するか調べるのがフェーズ2だとしたら、
準備をしちゃうのがフェーズ3だね。 (ロープ買ったりね)
そうなったら、もうすぐ病院にきてくださいね。
ちなみにその時は入院だからね
なんだろう、本当にどうしようもなくなったら駆け込む場所があるという安心感ってすごいね。先生は50代くらいの方で経験値豊富そうな感じの人なんだけど、多くの患者をみている先生から、

大丈夫だよ、治るよ
って言ってもらえると、安心する不思議。(プラシーボ効果もあるかもね)
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死にたい気持ちの対処法
あまりに辛すぎる時にどう考えたらいいかとかも聞いてみたけど、これはわからなかった。定期的に飲む安定剤だったり、時間薬がこれには効くってことになるのかな。

半日〜1日くらいで、冷静に戻るならまだ大丈夫
行動起こす準備始めそうになったら、すぐ病院っておもってね
なんかね、精神病とかでもなくても、中学生とかでも、

死にたいなあ……
って思っちゃう子もいるらしい。でも思うだけで、行動を起こすのでなければそれはそれで仕方ないらしいんですよね。(ちょっとココ理解がむずかしいというか、ここはどっちかっていうと「カウンセリング」が必要な分野になるのかもしれないですね。
専門家の力も借りて
まあ薬だけで治るわけでなく、落ち着いてきたら、
- 自分がどうして苦しいのか (思っちゃうのか)、
- どうやったらもう少し楽に生きられるようになるのか、
は、専門家 (認証心理士さんとか)とともに紐解いていくのがいいのかなと思ったりもしました。わたしも本当に最近ひどい波がくるので、1〜2週間に1回くらい、ベテランのカウンセラーさんに話を聞いてもらうとだいぶ楽になったりします。
即効性があるわけではないのですが、自分のなかのモヤモヤが晴れるってそれだけでちょっと楽になったりするんですよね。自分の思考の癖 (認知行動療法?)を見直す良い機会でもある… 、もうこうなってしまったからには、割り切って私はこう捉えることにしたのです。

これは自分が生きやすくなる術を学ぶ良い機会
ゴールは「元の自分に戻る」ではない
ちなみに、ゴールは「治る (元の自分に戻る)」ってより、
- 日常生活が支障なくおくれる
- 仕事が支障なくできる
- 他人と普通にコミュニケーションが取れる
ここを指標にしたほうが (自分が) 楽になるみたいです。たしかに自分も毎日歳とっていきますものね。30そこそこの自分が、20代の時のように、

残業よっしゃー
でっかいプロジェクトよっしゃー
バリバリはたらいてやっぜ
とかマジで無理だなってたしかに思いました。そこらへんは柔軟にいかないとつねにないものねだりで、逆に自分の首をもっと絞めることになってしまいそうですよね。

もう主婦だしねー。
生き方は変わって然りよね
(もちろん仕事は続けたいけど、自分のペースでね)
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まとめ
というわけで、今日は希死念慮がひどくなったときには「入院という選択肢がある」というお話でした。愛犬のむぎちゃん (我が家では心の介助犬と呼ばれている) といたいし、と、まあ、しかし今は本当に波もひくのが早くなってきたので、自宅療養の選択肢をとることにしたのでした。
うつ病うって本当に不思議な病気ですよね。なんか「鬱くん」って「憂鬱お化け」が取り憑いては離れて、またきては離れてを繰り返しているみたい。
(いらすとやさんのおばけの画像)
目に見えたらいいんだろうけど、見えないからさらに厄介。でもじっくり治療をしていけば治るもの (ツレうつのツレさんも元気になったしね)みたいなので、焦らずやっていきたいと思います。とりあえず「焦らない」のが今の目標かなー。「死にたい (つらい)」の波が次いつくるかわからないので怖いのですが、経過を見守っていきたいとおもいます。
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