仕事が暇というのは、実際に体験してみるとものすごく辛いことだったりします。「私はなぜここにいるのか」毎日モヤモヤした日々を過ごし、ひいては契約更新のたびにヒヤヒヤすることにもなりかねません。今日はそんな思いを払拭すべくたどり着いた「なぜ仕事がそんなにあるわけでもないのに派遣さんを雇うのか」の答えをシェアしたいとおもいます。
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そもそも、なぜ暇になるのか
それは会社は常に業績に左右され、業務量が増減するものだからです。自身は派遣として海外営業部に属していたわけですが、グローバル系の売り上げが芳しくなければ、こちらの仕事も減るわけで、これは自身ではコントロールできない部分なんですよね。面接をしたときは必要だったけど、繁忙期が終わったので配分する仕事がなくなった、これはよくあることです。
この先、ずっと暇なのか
これも業績と、会社の方向性によって変わります。自身の場合、世界進出への目論見が変わらない以上、いつ翻訳・通訳のサポートが必要になるかわからないわけです。そうなると、部長も、「これから忙しくなる保証もないけど、ずっと暇ということもない(とおもう)」と苦言するしかないわけです。次の繁忙期のためにいてほしいけど、いまはあげられる仕事も、その先の保証もない、という状況が日本のあちこちで起こっていたりもします。
なぜ派遣に「暇」のしわ寄せが?
本来なら正社員だけで回せるところを、コストや、人手を加味して、派遣を雇っている(他者にヘルプを一時的に求めている)わけですから、これはある意味派遣である以上覚悟するべきものなのかもしれません。知らないから、不安になるんですよね。暇が多そうな会社は、募集要項に、
- 繁忙期、閑散期があるので暇になる可能性があります
- そんなときでも、暇な時間を上手に使えるひとにおすすめ!
とか書いてくれたら、スッキリするのに… 。
閑散期の派遣雇用、の解釈については企業によりけり
自身は部長に思い切って聞いてみたことがあります。頂いたのは「まず貴重な人材をまた見つけるのは本当に惜しいので、出来ればいてほしい」という返答でした。つまり、相性とか仕事内容にもよるけれど、ある程度予算が確保された会社であれば「もう一度雇うのは(相性が合う人を見つけるのも、コスト的にも)大変なのでいてほしい」という状況も起こり得るのです。
そもそも仕事がないのに、ここにいていいの?
そのために、契約有無の更新を確認しているわけですから、契約期間中は暇であろうと堂々と職場にいていいのです。むしろ人材を取っ替え引っ替えして一から教えるほうが手間という考え方もあります。少し特殊な仕事だったり優秀な営業事務だったり会社にとって相性の良い人がいる場合、新たな人材を探す手間とコストのほうが高くつく場合もあるのです。
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結論
常に忙しくずっとせかせかしているだけが仕事ではありません。力まず、ときに流されることも長い社会人生活を送っていくためには必要なことです。仕事以外のことでヤキモキすると精神的にも疲弊しますから、仕事の有無はコントロールできない部分だと割り切り、自分にできることをこなしたらあとは派遣会社と派遣先に任せましょう。やりがいや自分の存在価値を求めて、自分の存在を活かせそうな会社を探し回ったこともありましたが、わざわざあるものを手放す必要なんてないとおもうのです。そこにいるのも、長い人生のなかのほんの一部でしかなかったりするものです。
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