【先が見えない不安】に効く、先人たちが残した10の名言

先人の名言人を鼓舞する名言

先が見えない不安に襲われるときってありますよね。でもこれって決して悪いことじゃなく「自分の幸せに責任をもっている」からなのだとおもいます。だって「誰かに幸せにしてほしい」って丸投げしていたら、そんなこと思いませんから。

自分の人生をもっと良くしたいと思うから、これでいいのか、何かした方がいいんじゃないかって悩んだりするのでしょう。今日は「先が見えない不安」に効く、10の名言をご紹介します。

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① そもそも知らないことが、当たり前

先が見えない不安に効く名言10こ間違っているかもしれない答えを持って過ごすより、それか何かわからずとも生きている方がずっと面白いと思います。私はまあこうだろう、という答えや予測を持てますけれど、確信を持っているわけではなく、本当のところはわからないことばかり。でも私たちがここにいる理由を尋ねる意味があるでしょうか。答えを知る必要はないんじゃないでしょうか。それは何の目的もなく神秘的な宇宙に迷い込んでしまうようなものでしょう。私は知らないということに、恐怖を感じることはないです。」― リチャード・ファインマン “I think it’s much more interesting to live not knowing than to have answers which might be wrong. I have approximate answers and possible beliefs and different degrees of uncertainty about different things, but I am not absolutely sure of anything and there are many things I don’t know anything about, such as whether it means anything to ask why we’re here. I don’t have to know an answer. I don’t feel frightened not knowing things, by being lost in a mysterious universe without any purpose, which is the way it really is as far as I can tell.”― Richard P. Feynman

私たちは過去から学び、次に何をしようかと考えます。この先に何が起こるのか、楽しいことか、悲しいことか、未来のことは誰にもわかりませんだから考えても仕方ないのだ、手に入る答えだってあってるのかわからないだからおもしろいのだ。不安をワクワクに変えてどんどん動いてったらいいんじゃないか、というエールのようにも聞こえてきますね。

 

② 成熟とは、知らないことを受け入れること

先が見えない不安に効く名言10こ 人の成熟は、「知らないということ」を受け入れることに関係しています

“Maturity, one discovers, has everything to do with the acceptance of ‘not knowing.” ― Mark Z. Danielewski, House of Leaves

わからないことって、星の数ほどあるんですよね。子供の頃は大人は完璧だと思ってましたが、そんなことはなく、大人になっても迷うことばかり。諦めとはちょっと違うのですが、ない物探しではなく、あるものを見ること。足るを知ること、わからない自分を受け入れること、が大人になることなのかもしれません。

 

③ あるいは、知りたくないのかも

先が見えない不安に効く名言10こ この時代に私は自分が何をしたいのか、知らない、いえわからないのです。それはあるいは、自分の知らないことを知りたくないのかもしれません。― マルシリオ・フィチーノ『マルシリオ・フィチーノ書簡』第3巻 “In these times I don’t, in a manner of speaking, know what I want; perhaps I don’t want what I know and want what I don’t know.” ― Marsilio Ficino, The Letters of Marsilio Ficino, Vol. 3

先人も同じことで悩んでいた、と知ると何や励まされる気がします。何かに夢中になってるときって、「こうかも、ああかも」って思い煩うことはないんですよね。つまるところ、「先に不安を感じる」というのは、「何か自分が夢中になれる、これだと思うものをみつけたい」ということなのかもしれませんね。

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④ それを考えることに意味があるのか

先が見えない不安に効く名言人生そのものが苦痛であろうと喜びであろうと、それが不確かであろうと、それが善であろうと悪であろうと、それはおそらく重要ではないでしょう。すべては、生まれて死ぬというー すべて同じ因果の法則からの生みだされることです」 ― ヘルマン・ヘッセ  “Whether it is good or evil, whether life in itself is pain or pleasure, whether it is uncertain-that it may perhaps be this is not important- but the unity of the world, the coherence of all events, the embracing of the big and the small from the same stream, from the same law of cause, of becoming and dying.” ― Hermann Hesse, Siddhartha

先の不安とはちょっとズレるかもしれませんが、人生に対してこういった視点を持つことも大切なのかもしれません。人は生まれ、誰もがいずれ死んでいくその中の人生をどう過ごすのか、いくら「自分の価値」を悩んだところで、時計の針を止めることはできないのですから。

 

⑤ 不安と闘いつづけた、ゴッホの名言①

先が見えない不安に効く名言 もし僕が模索することをやめれば、僕は道に迷ってしまいます。私はそう思っていますよ。何が起ころうと、前進し続けなさい ― フィンセント・ファン・ゴッホの手紙より “If I cease searching, then, woe is me, I am lost. That is how I look at it – keep going, keep going come what may.” ― Vincent van Gogh, The Letters of Vincent van Gogh

 

⑥ 不安と闘いつづけた、ゴッホの名言②

ゴッホのひまわりを楽しむための10つの知識色彩や線を使えば、自分が芸術家としてたてた目標を実現できる。その目標とは、人生の喜びも悲しみも表現することだ ― フィンセント・ファン・ゴッホ 弟テオにあてた手紙より

自分は何者なのか」「弱い民人に何ができるのかテンカンの発作に精神病、不安に徹底的に打ちのめされながらも、立ち向かい続けた人物こそ、多くの名画を残したゴッホです。産みの苦しみというものでしょうか、彼は人生を通して悩み続けたからこそ、傑作が描けたのかもしれません。(参考記事:【心優しい魂と耳切り事件】ゴッホのひまわりを楽しむための10のこと)

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⑦ 永遠に続くものなど、何もない

先が見えない不安に、効く名言10こ 確実で絶対的なものなど、何もありません。私たちの生活は不安定の上に成り立っているのです。―ロン・ラッシュの著書 One Foot in Edenより “But nothing is solid and permanent. Our lives are raised on the shakiest foundations. ― Ron Rash, One Foot in Eden

良くも悪くも、ずっと続くものはないのですよね。だからこそ人は「いま」を大切にすることができるのかもしれません。先が見えないと悩んだらまだわからぬ未来を考えるのをいったんやめて、旅をしたり心踊ることに没頭してみるのもいいかもしれません。いつもの生活から離れると、見えてくるものって意外にあったりするのです。

 

⑧ 案ずるより、産むが易し

先が見えない人に効く名言10 それでも、その可能性を信じないと。恐怖でまいってしまいそうですから リビー・ハーカーによる著書 Daughter of Sand and Stone より Still, if I don’t believe in the possibility, I might go mad from fear.” ― Libbie Hawker, Daughter of Sand and Stone

ここまで生きてきて、一番怖いのは「ああなるかも、もっと悪いことになるかも」と家でひとりで悶々と考えているときでした。実際何かが起こると対処するしかないですし、それに忙しくて不安にかられる暇もないんですよね。だからあれこれ想像せず、とりあえず一歩踏み出してみる、ダメなら戻るっていうフットワークの軽さもときに大切なのかもしれませんね。

 

⑨ 言葉によって、見方は全く変わっていく

先が見えないときに効く10の名言 男女の関係の不確実性はロマンスと呼ばれています。精神的な不確実性はミステリーと呼ばれていますね。職業上の不確実性は運命と呼ばれていますし、感情的な不確実性は喜びと呼ばれています」―マーク・バターソンによる著書 Embrace relational uncertainty. It’s called romance. Embrace spiritual uncertainty. It’s called mystery. Embrace occupational uncertainty. It’s called destiny. Embrace emotional uncertainty. It’s called joy. ― Mark Batterson, In a Pit with a Lion on a Snowy Day: How to Survive and Thrive When Opportunity Roars

先が見えない、それは「不安」ともいえますが、「未知なこと、どうなるかわからないドキドキ」といった意味で、こういう風に言い換えることもできるのですね。言葉によって感じ方って全く違ってくるものです。結果がわからないからこそ、挑戦できることってあるのかもしれません。

 

⑩ 答えがわからないから、おもしろいんじゃないか

先が見えない人に効く名言10 私はわからないということが、とてもおもしろい、それが科学のポイントです。私たちが何も知らないことが何十億もあります。私はそれについて何も知らないという事実は私をワクワクさせます。私はそれらについて知りたいと思うのです。科学とはそういうものです。 未知の世界に慣れていないのであれば、科学者になるのは難しいと思います…。答えは必要ありません。すべてに答える必要はありません。でも私は自分で答えを見つけたい。」 ― ブライアン・コックス (物理学者)

I’m comfortable with the unknown — that’s the point of science. There are places out there, billions of places out there, that we know nothing about. And the fact that we know nothing about them excites me, and I want to go out and find out about them. And that’s what science is. So I think if you’re not comfortable with the unknown, then it’s difficult to be a scientist… I don’t need an answer. I don’t need answers to everything. I want to have answers to find.― Brian Cox

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あとがきにかえて

先が見えないときに効く10の名言

というわけで、先が見えないと思ったときに心に効く名言10こをご紹介しました。人生や恋愛、仕事に将来、いろんな面で不安を感じることがあるとおもいます。それもまた普通なことで、ちょっと視点をかえたり、新しい何かに出会うことで一気に変わることもあるのではないのでしょうか。

ただチャンスはいつやってくるかわからないわけで、それを逃さないためにも準備をしておくのは大切かもしれませんねつまるところ、こうなったらいいなという理想を頭において、それに向けてできることを毎日淡々としていくのが、結局一番の解決策なのかな、というお話しでした。どれか一つでも心がラクになる言葉がありましたら幸いでございます。最後までお読みいただきありがとうございました。

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