将来を考えて不安になることはよくあることです。うまく対処できず落ち込む人もいますが、私たちは不安に対して上手に対処できるよう心をセットすることができます。この記事では、先が見えない不安に効く、不安を和らげる4つのヒントをご紹介します。
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先が見えない不安に効く4つのヒント
以前、不安に駆られやすい人は『曖昧に対する寛容性』また耐性が少ないためだとお伝えしましたが、『先が見えないことに不安を覚える』人は、どうすれば曖昧な未来をうまく受け入れられるようになるのでしょうか。ここでは、いくつかのヒントを紹介します。
① 私たちが恐怖を覚えるのは、『物事の不確実性』
たとえば昨年、その前年、そのまた前年、あなたはその年なにが起こるのかわからなかったでしょう。でも振り返ると、そんなのなんでもなかったように感じませんか。
過去は予測可能 (振り返り) が可能ですが、未来は『曖昧』だと感じる傾向がわたしたちにはあります。ことがあるでしょう。ひょっとしたら数ヶ月前、数年前には『いま』のこともまた『不確実』に感じており、心配していたかもしれません。以前にも不確実性を感じて不安になったことがたくさんある、それでもあなたはやり遂げてきたのです。いままでもそうして日々を歩んできたのですから、何かあったらきっとそのときは自分が何とかするだろう、そんなものです。
② 良い想像を繰り返すと、幸せ度があがる!?
未来について不安になったときは、良い方向へ想像をむけてみましょう。心の中で良い未来を考えると私たちは、実際に起こり得る考えや感情を経験することができるのです。
ある場所では、次の日に起こり得る4つのポジティブなことを想像するという研究行われました。彼らは14日間続けて毎日『ポジティブなことを考える』ことを実践したところ、このグループの幸せ度は最後増加していることがわかりました。逆にネガティブなこと4つを考えたグループは幸せ度が下がっていたそうです。最悪のシナリオモードに入り始めたら、最良のシナリオも想像してみてください。ポジティブな感情を生み出し、良いことも悪いことも前向きに考えることができます。
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③ 不安がっている自分を認める
『先が見えない不安』といった恐れは避けるよりも、それを意識的にとらえたほうが精神的には健康だったりもします。不安を感じたらその感情を排除するのではなく、余裕をもたせて『不確実性』を受け入れ許容するのです。不確実性を受け入れることを徐々に高めることで、気持ちはラクになっていくこともあります。たとえばいま話題のマインドフルネス (瞑想) なんかがそうですね。
瞑想というと難しく聞こえますが、座って目を閉じて自分の呼吸に集中するだけでも効果があります。『不安な気持ちを抱きながらも、静かに座っていられる』ことが確認できると不思議と落ち着いてくるのです。不安にとりまれそうになったら、ぜひ瞑想を試してみてはいかがでしょうか。
④ すべてをコントロールできないことを知ろう
私が変えることのできないものを受け入れる静けさと、変えることのできるものを変える勇気と、その違いを知る知恵を与えてください。
『先が見えない不安』の本質は、
- 次に何が起こるか、
- どのように起こるか、
- そしてその瞬間にどのように反応するか、
をコントロールしたいという欲求から来ています。
しかし先に何があるかを知り、それがどう展開するかをコントロールすることは不可能なのです。この事実を受け入れ、ときに思い出し言い聞かせることも効果があります。
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まとめ
先が見えないときに効く4つのヒントはこちらでした。
- 恐怖の正体はどうなるかわかないという『未知の可能性』
- 意識的に良いシナリオを頭のなかで描こう
- 不安がっている自分も認めると、気持ちが穏やかになる
- すべてをコントロールするなんてそもそも無理だと知ろう
実際現実起こったことは何とか対処できるもの、事実より想像の方がずっと怖いとはその通りで。心配が生まれたら変えられるものには対処を、変えられないものはある意味で許容し、心穏やかに生きていくことが幸せへの近道なのかもしれません。
参考文献
- https://www.fastcompany.com/40522127/4-tips-to-help-you-curb-your-anxiety-from-uncertainty
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