付き合い始めて少したったころ、いま彼が何をしているのか、もしかしたら嫌われたんじゃないか、そう思って不安になってしまうことありますよね。最初は「そんなことない、順調だ」そう思っていても、「彼がいなくなったらどうしよう」とどうしても不安になってしまう、わたしも大学生〜20代中盤で経験しました。今日は不安になる理由と対処をご紹介したいと思います。
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理想の関係と、うまくいかない関係の違いとは!
図解1 理想の恋愛関係
理想の恋愛(穏やかな付き合い)とは、
- それぞれが自分の生活を自立して送っていて
- お互いの趣味や時間を大切にしつつ、
- 自分のありたい姿に向かって生きつつ、
- 人生の瞬間を一緒に過ごすことで、
- 楽しさ、悲しさ、嬉しさを共有していく
というものです。これは自立した1人と、1人が一緒になることで成り立つ関係。お互いが自分の行動に対して、「責任をとる」ことができるので、どっちかに対してズシっと負担が乗っかることがないんですね。
図解2 うまくいかない恋愛関係
これは彼女(または彼氏)の行動の矢印がすべて相手に向いてしまうこと。いままで続けてきた趣味や、仕事、人間関係がおざなりになって、「彼一色」になると最初はよくても、彼はその重みに耐えきれず「自分の生活を生きてよ〜」と思うようになっていきます。
「恋愛恋愛」となっている女性はそれを「彼が冷たくなった」などと勘違いするのですが、そうではないのですね。そして嫌いになったわけでもないので、ちょっとした考えで改善する場合も多いです。
うまくいかない、から脱却する方法
これは意外と簡単で、彼だけに向けていた矢印を、いままで自分が大切にしてきたものに向けること。それは
- 友達付き合いでもいいし、
- 新しい仕事や趣味でもいいし、
- 読書でも、家族との時間でもいい
ポイントは「自分がリラックスできるもの」「あたたかいと思えるもの」を増やすという考えから探していくこと。最初のうちは違和感に襲われるかもしれませんが、心配することはないです。習慣ていうのはすごいもので、2週間もすればそれが普通になってくるものです。
他にも好きなものがたくさんできるとバランスが戻ってきて、彼との時間もまた新鮮なものに変わってきます。悪いことはないので「彼に依存しているなあ」と思ったらぜひ試して見てくださいね。
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お互いが自立するメリット
どっちかに対してズシっと負担が乗っかることがないということはつまり、お互いに助け合える関係でもある、ということが言えます。人間に喜怒哀楽はつきもので、何が起こるかだって誰にもわからない。彼が手を差し伸べるときもあれば、彼女が手を差し伸べることもできる、そうやってお互いに支え合っていろんなことを乗り越えていくことができるのです。でないといずれこんな状態に。
個人個人が自立というとなんか寂しい感じもしますが、その自立した2人が一緒になることが実は穏やかな恋愛の下地だったりするのですね。
具体的な対処法
「いい子でいないと嫌われる」という考えを捨てよう
いい子でいなきゃと思う人の恋愛パターン
「君はこうするべきだ」「こうあってほしい」といった希望を延々と述べられる日々をおくっていると、相手に認めてもらいたいがために、「自分の欲求」を我慢し、「相手の欲求をかなえる」方に焦点を置くようになります。そうなると本当の自分を「相手の妨げとなる悪いもの」と考え、自分への肯定感・信頼感がさがってしまうのです。でも相性はあって然り、相手の欲求を満たすために自分が存在しているのではないのです。
自分を抑圧すると、どうなるの?
相手にあわせてばかりいると、本当に自分が何を望んでいるかを見失っていくようになります。
具体的には、
- 自分はここにいる必要があるのか、という無価値観
- 自分の存在は許されないように感じる
- なんとなく苦しい、罪悪感を感じる
といった症状です。本当はそのままで愛されたいのに、「いい子でいないと」「完璧でいないと」嫌われてしまうのではないか。そこで本当の自分を隠して「いい子」「相手が好きな自分」を演じるようになるのですが、これが癖づくと大変。
小林麻耶さんの本「しなくていい我慢」のなかで、彼女はそれを「24時間化粧をして、家の中でもピンヒールを履いているような状態だった」と表現しています。それでは誰でも疲れてしまいますよね。「自分がいい子でいないと嫌う」ような人と一緒にいるのはとても悲しいことです。
いい子でいなきゃ、の解決法とは
この場合の選択肢はお別れするか、「自分の気持ちをわかってもらう」努力をするのか、の二択になります。「1人になるのは怖いし、積み重ねてきた日々を台無しにするなんて」と思うかもしれませんが、ちょっと心地よいけど自分が無理をする相手といるのは、適切な温度でないと気づかぬうちにじわじわとやられていき、最後は重症になる低温火傷と同じです。
本来恋愛は「穏やかなもの」です。アップダウンがあり「不安を感じて」「安心して」を繰り返すものではありません。それを望む場合は別として、ぜひどんな自分でありたいのか考えてみて、無視していた心の声を聞いてみてください。
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まとめ
というわけでこの記事では、恋愛依存になる理由と脱却方法を図解してみました。
理想の恋愛(穏やかな付き合い)とは、
- それぞれが自分の生活を自立して送っていて
- お互いの趣味や時間を大切にしつつ、
- 自分のありたい姿に向かって生きつつ、
- 人生の瞬間を一緒に過ごすことで、
- 楽しさ、悲しさ、嬉しさを共有していく
ものです。もし自分のなかの矢印が彼に向かってしまっているのなら、この図のように、
自分の元々好きだったもの、好きになれそうなものに目を向けてみると「彼一色」になっていた頭の中も生活も段々と変わっていくはずです。いつだって自分の感覚を大切にして、自分の人生を楽しむことが、穏やかな日々の下地となるのですね。
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