急な発作、予期不安、トラウマ、色々なものが重なり外出するのが怖くなるパニック障害。薬が効いてきても、自身の考え方が変わらなければ、また同じようなことが起こる可能性もあるので、一度発症してしまうとなかなかに厄介な病気です。とうわけでこの記事では、パニック障害になりやすい人の特徴と対策をご紹介します。
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過密スケジュールのなかで、多くの課題に忙殺
- あわただしく移動し、多くの課題に忙殺されながら日々を過ごしている
- しばしば不安や心配に悩まされつつも、問題の根本を見る時間がなくそのまま放っておく
そうなると過密スケジュールのなかで安らぎを見出せず精神的に疲れ果て、ストレスを抱え込むようになります。心まで忙殺されてしまう前に、定期的にストレスを発散させていきましょう。
ストレス対策
心の落ち着きを取り戻せる「静かな場所」をひとつでいいので持ちましょう。椅子に座り目を閉じ、何らかの思考が心の中にふと浮かんで来た時は、耳を傾け消えるのを待ちましょう。普段フル回転している脳を休めてあげることが大切です。
自分に厳しい、自分を責める
「あーしなければよかった」「こうしなければよかった」と悔やむことは、誰にでもあることです。ただし、過度に自分を責めることが続くと精神に障害をきたしかねません。
自分を責めてしまう場合の対策
たとえ、今回自分のしたことがうまくいかなくてもがっかりする必要はないのです。たとえ結果がよくなくても、その時点では自分が思う最善の決定をしたのですから。一歩踏み出した自分を承認し、改善点を見つけたらOk、自分に優しくしてあげましょう。
自我を殺して、人にあわせる
みんなと同じように考え、行動することがよしとされる風潮が日本にはあります。さらに外見的にも同じにするよう幼少期からしつけられる私たちは「調和」を気にして大人になっていきます。
しかし、それが続くと
- いつも他人の目を気にしなければならない
- 多数派の選択は自分には合わないかもしれない
- 自分の好みを抑圧すればするほど、自分らしさがなくなる
- 自分の意に反して周囲の人たちと同じような生き方をしなくてはならない
こういったしがらみに、心が縛り付けられるような感覚に陥ります。
同調圧力への対策
妥協すべきときは妥協し、個性を主張すべきときは主張しましょう。調和を取ることで自分にメリットがあるときは妥協し、そうでないときは自分らしい生き方をすればいいのです。
まとめ
今日は、パニック障害になりやすい人の3つの特徴
- 過密スケジュールで余裕がない
- 自分に対して厳しい
- 自我を殺して人にあわせる
でした。いずれも早め早めの対処がキーとなりそうです。患ってしまってから、治るまでには相当な時間がかかりますから、ぜひ周りと同じくらい、いやそれ以上に自分を大切に生きていきましょう。
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