一般的にメンヘラというと「病んでいる」といった言葉でまとめられやすいのですが、これは「ただストレスの対処法が下手なだけ」で、正しくストレスを理解し対処する技を身につければ簡単に治るものでもあるのですね。というわけでこちらの記事では、「メンヘラ」の治し方を3つのステップに分けて解説していきます。
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ステップ1 ストレスについて知ろう
ストレス自体は必ずしも悪いものではありません。避けたいのは、それを無視すること悪化させてしまうことです。ストレスが与える影響を知って、ストレスが大きくなる前に、心身の変化や、ストレス反応を見過ごさないようにしましょう。
ストレス反応一覧、こんな反応が出たら注意!
ストレス反応は、下記のような症状を言います。
- 食欲がなくなる
- 疲れやすい、倦怠感が続く
- 集中力が続かない
- 肩こり、頭痛
- 動機、息切れ、過呼吸
- 不眠、朝起きられない
- 便秘、下痢
- 緊張、不安、恐怖
- やる気が出ない、楽しくない
- 落ち込むことが増える
ストレスが大きくなる前に、心身の変化や、ストレス反応を見過ごさないようにしましょう。
「メンヘラ」はいわゆるこのストレスが、行動に現れる事象
- 食べ過ぎ、食べなすぎ
- タバコ、酒
- ギャンブル
- 自傷行為
- 浪費
- 特定の人、物への依存が強まる
これは一般の人にもよく見られる症状ですが、1ヶ月以上続く場合は注意する必要があります。
これが巷ではメンヘラと呼ばれる行動なのですが、言い換えればこれはただストレス反応が心身だけでなく、行動に現れているだけともとれるのですね。それを放置し周りに甘え続けるのは怠慢ですが、うまくストレス対処法を学べば治る可能性も十分にあるのです。
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ステップ2 ストレスに適切な対処をしよう
メンヘラを治すステップ2は、ストレスへの対処法を知ることです。ストレスが悪化する前に『適切なセルフケア』を行うだけで、心の健康が大きく違ってくるのです。
対処法① 身体を休める
仕事の区切りに簡単にストレッチ、よく眠ること、リラックスする時間をつくること。物理的に身体を休めることで、興奮している神経が休まり心が落ち着いてきます。
対象法② 気晴らし、逃避をする
一時的に嫌なことを忘れることも効果があります。嫌なことの連続ではなく、スポーツ、読書、旅行など好きなことを間に少しずつ挟むことで、少しでも心を抑圧から解放してあげることが大切です。
対処法③ ストレス要因を解決する
原因が人間関係や、職場の場合は、ストレスそのものを解決するという手もあります。何がストレスになっているのかを棚卸しして、転職をする、人間関係を断捨離する、など必要な対処を淡々と行うことも効果的です。人は変えられませんが、自分の環境は自分で変えられるものです。
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対処法④ 周囲に相談する(援助を受ける)
一人で抱え込まず、周りに相談するのも大切です。自分の状況や思いを聞いてもらうだけで、人はスッキリする生き物です。それに溜め込んで爆発するよりは、こまめに話して解決していったほうが、お互いにとって有益な関係が築けるのかもしれません。
対処法⑤ 考え方、受け止め方を変える
仕事で失敗をしたときに「自分はだめだ」と思うか、「いい経験をした」と思うかで、ストレス反応には大きな差が出ます。ストレスを溜めない考え方を身につけることで、ストレスに強い心(考え方)を育てていくというのも効果的です。
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ステップ3 メンタルヘルスケアを継続しよう
ここまでメンヘラを治す方法として、
- 自分のストレス反応を見過ごさない
- ストレス反応に正しく対処する
を具体的にご紹介しましたが、大切なのは”継続して続けること”です。
1日「ストレス対処法」を実践したからといって、それで根本的なものが改善されるかというとそうではないのですね。メンタルの問題は、簡単に成果が出たり、改善されるものではないので、粘り強く続け習慣していくことが何より大切なのです。
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まとめ
今日はメンヘラを治すカンタン3ステップ
- ① ストレスとは何かを理解する
- ② 自分のストレス反応を理解し、適切に対処する
- ③ 3日坊主にならず、粘り強く続けて習慣化する
を具体的にお伝えしました。メンヘラという言葉がひとり歩きしていますが、「ストレスを適切に対処」することができれば、誰でも健康な心を手に入れることができるのですね。ぜひ騙されたとおもって、できるところから実践してみてはいかがでしょうか。
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